ドナルド・キーン経歴

 

1922年 6月18日 ニューヨーク市ブルックリンで誕生。

1938年 2年の飛び級により16歳でニューヨークのコロンビア大学入学。 

1940年 アーサー・ウエーリ訳『源氏物語』との出会いをきっかけに日本研究の 道へ。

1942年 日米開戦に伴い米海軍日本語学校に入学して日本語を完全習得。

太平洋戦線の地で日本語の翻訳・通訳を務める。

1945年 終戦後復員の帰途で初めて日本を訪れる。

1947年 コロンビア大学に戻り修士号を取得。

1951年 コロンビア大学より博士号授与。

1953年 フォード財団の奨学金を得て京都大学大学院に3年間留学。      

    この間に谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫らと知り合う。

1960年 コロンビア大学教授に就任。

1962年 日本文学を海外へ紹介した功績により菊池寛賞受賞。

1974年 東京、北区西ケ原に居を構え、毎年数か月を過ごす。

1975年 勲三等旭日中綬章受章。

1978年 ケンブリッジ大学から文学博士号授与。

1984年『百代の過客』により読売文学賞、日本文学大賞受賞。

1986年 アメリカン・アカデミー(文学部門)会員選出。

コロンビア大学に「ドナルド・キーン日本文化センター」設立。

1990年 全米文芸評論家賞受賞、日本学士院客員。

1993年 勲二等旭日重光章受章。

1996年 北区アンバサダー就任。

2002年 前年の『明治天皇』刊行により毎日出版文化賞受賞。文化功労者選出。

2006年 東京都名誉都民、北区名誉区民

2008年 文化勲章受章(外国出身の学術研究家としては初の受章)。

2011年 コロンビア大学を退官し、日本国籍取得を表明。9月、日本に永住帰国。

2012年 日本国籍を取得。

2013年 北区立中央図書館に「ドナルド・キーンコレクションコーナー」開設。

2014年 新潟県柏崎市に「ドナルド・キーン・センター柏崎」開設。

 

2019年2月24日 逝去(96歳)。 従三位。